2026年の新サービス開始に向けた戦略的休止
シンガポール企業で、Electric carのシェアリング企業であるBlueSGが8月4日(月)に8月8日(金)23:59をもってサービスを停止することを発表しました。2026年から新サービスを開始する予定だと同時に明らかにしました。
この報道向け発表からわずか4日後にサービスを停止するということで何が起こっているのか、CNAの記事を参考にみていきます。
ユーザーへの影響
まずはユーザーへの影響についてです。BlueSGのユーザーは8月8日(金)23:59をもってこれまでのカーシェアリングサービスを利用することが出来なくなります。
ユーザーアカウント内に残高やサブスクリプションが残っている場合は8月31日(日)までに全額返金予定と案内がされています。7月8日(火)以降にサブスクリプションの請求があった場合にも元の方法にて1か月分が全額返金予定。
請求期間が8月4日から8月8日の一部のユーザーは締め切り前にサブスクリプションが処理されている可能性があり、全額返金が自動的に行われる予定となります。
またユーザーアカウント自体は8月31日(日)23:59まで利用できるとしていますのでアカウントをお持ちの方は一度確認してみることをおすすめします。
ユーザー側の対応
BlueSGアプリ内の連絡先情報をPayNowにリンクされた番号に更新する必要があり、全ての払い戻しはPayNow経由にて支払われます。
払い戻し処理開始日
8月16日(土)以降
サポート
電話、ライブチャット、メール ⇒ 8月31日(日) まで
メールのみ継続 ⇒ 9月1日(月)から10月1日(水) まで
雇用への影響
サービスを一部停止することにより影響を受ける従業員については8月4日(月)朝に通知があったそうです。BlueSGは定職金や就業サポート、グループ内での人材再配置などの必要な支援を提供するとしています。
まとめ
カーシェアリング企業がサービスを停止することにより困る方が大勢いるでしょう。シンガポールでは自動車をもつコストが高い為、所有は選択肢として厳しいです。また近年ではGrabなどの配車アプリの値段が高騰していることもありカーシェアリングサービスが利用されてきたという側面もあります。
今後はバスやMRTなどの公共交通機関を利用する人がより増えるかもしれませんね。
シンガポールは公共交通機関が発達していることもあり、ある程度は代替手段とはなりますが2026年の新サービス開始まで不便を強いられるそうです。
海外でのクルマ事情、配車サービスやレンタカーなどに関する記事も書こうと思っていますのでブックマークなどをして待っていていただけると嬉しいです。
引用(References)
CNA│BlueSG announces sudden pause to car-sharing service from Aug 8, confirms layoffs

BlueSG│https://www.bluesg.com.sg/
三井のカーシェア-ズ│https://www.carshares.jp/plan/free/#planHead
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